「英語勉強したいけど、何からやればいいんだろう…」
英語学習の教材や勉強法があふれる中、せっかくやる気はあるのに手の付け方に戸惑ってしまう、ということも多いのではないでしょうか。そこで本ブログでは、手軽に始められる「英語アプリ」と、それを実際に使ってみたレビューをご紹介します!
今回は「mikan」を取りあげます!
■概要
・mikanとは
└アプリ概要・こんな人にオススメ・利用価格
・レビュー
・おわりに
■mikanとは


<概要>
英語学習者の中でも有名なアプリの1つで、英単語を効率的に勉強したい人にオススメです。30秒で10単語が学習できるため、スキマ時間を活用できます。
大学受験、TOEIC®、TOFEL®、GRE、センター試験、英検、速読英単語必修編、速読英単語入門編など、豊富な学習コースが用意されています。
ネイティブの発音とともに1万5000単語収録されており、単語の意味と共にリスニング力も鍛えることが出来ます。
<こんな方にオススメ>
・大学受験やTOEIC、TOEFLなどの試験に向けて、英単語を学習したい
・留学に向けて、発音と一緒に英語の語彙を増やしたい
・通勤や通学時間を英語学習で有意義な時間にしたい
・英語の苦手を払拭するためにまず単語をササッと暗記したい
(参照:アプリストア概要https://apps.apple.com/jp/app/%E8%8B%B1%E5%8D%98%E8%AA%9E%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA-mikan/id920856839 )
<利用価格>:無料
基礎的な機能は無料で使うことが出来ます。
学習内容がより充実したmikanPROというサービスは、アプリ内課金によって利用できます。
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=link.mikan.mikanandroid
■レビュー
<英単語テスト@教材一覧>
最初に自分で設定したレベルにあわせ、単語が出題されます。
表示&読み上げられた英単語の日本語の意味を、下の4つの選択肢から選びます。
1回の出題単語数は10個~で、設定(歯車マーク)から自分で設定することが出来ます。私は10個から始めたのですが、気軽に取り組むことができました。
回答スピードごとに、
・完璧に覚えた単語
・ほぼ覚えた単語
・うろ覚えな単語
・苦手な単語
とグループ分けしてくれます。
教材一覧ホーム画面の「総復習」ボタンから、上記グループごとに単語を復習することもできます。苦手な単語を集中的につぶしていけるので、効率的に学べる感覚がありました。
“苦手”や“うろ覚え”に振り分けられていた単語も、復習によって“完璧に覚えた単語”にランクアップさせていけます。
これらの単語の振り分けを、すべてアプリが自動でまとめてくれるのも便利なポイントでした。
<カードめくり学習@教材一覧>
教材一覧の設定(歯車マーク)から、「テスト」と「カードめくり学習」の切り替えができます。
こちらは、英単語だけが表示&読み上げられ、1つずつ「知ってる」と「知らない」に振り分けていきます。
振り分けの際に日本語の意味が表示されます。
「知らない」にした単語は繰り返し出題され、「知ってる」になるまで続きます。
こちらも1回の学習で出される単語数を選ぶことができ、
ちなみに10単語に設定すると、5問×2セットで出題されました。
さらに先程のテスト同様、回答ごとに
・完璧に覚えた単語
・ほぼ覚えた単語
・うろ覚えな単語
・苦手な単語
とグループ分けしてくれます。
こちらも、苦手な単語を繰り返し復習することができて便利です。


<mikanテスト@その他>
期間ごとにさまざまな全国テストが開催されていて、アプリ利用者ならだれでも参加できます。
内容も自分の目的やレベルに合わせて選べます。
(例:高校基礎英語・TOEIC英単語2500・センター試験英単語500・中学英単語)
形式はいつもの「テスト@教材一覧」同様、英単語が読み上げられて、日本語の意味を4択の中から選択するものです。
ポイントは、制限時間5秒のサドンデス形式であること。
スピード重視で、5秒の間により多く正解することで高得点ゲットとなります。1問でもミスしたらそこで終了。しかし、参加回数は無制限なので、心ゆくまで何度も挑戦できます。
1回5秒、かつ何回でも参加可能なので、
誰でも気軽に挑戦できるのが魅力的だなと感じました。
<4技能テスト@その他>
いずれも全10問で、
・Reading(読み取り力)
・Listening(聞き取り力)
・Writing(筆記力)
・Speaking(話す力)
の4技能をテストできます。
- Reading
和訳と穴抜きの英文が表示されます。
穴抜きに入る英単語を下の4つの選択肢から選んでいくものです。
回答すると、正解となる英文をネイティブスピーカーが読み上げてくれます。
- Listening
穴抜きの英文が表示され、穴抜き部分も含めた全文をネイティブスピーカーが読み上げます。穴抜きに入る英単語を聞き取り、下の4つの選択肢から選んでいくものです。
- Writing
和訳と、1つずつバラバラに並べられた英単語が表示されます。
和訳に合う英文になるように、単語を順番に選んでいきます。英文を完成させ「回答する」を押すと、正解となる英文ネイティブスピーカーが読み上げてくれます。
回答中に英単語の順番を間違えてしまった場合、上に移動した単語をもう1度タップすると修正できます。
- Speaking
英文が表示され、ネイティブスピーカーが読み上げます。
その後にマイクボタンを押し、スマホに向かってその英文を読み上げると、アプリが自分の発音を判定してくれます。
お手本のすぐ後に自分でチャレンジ出来るので、ナチュラルな発音の練習ができます。
■おわりに
いかがだったでしょうか。
大まかにまとめると、このような感じです。
・基本の「テスト」と「カードめくり学習」で英単語を集中的に学べる
・苦手なものを自動でまとめてくれて復習しやすい
・mikanテスト(アプリ内の全国テスト)が気軽に挑戦できて自分のレベルを確認できる
・4技能テストで基本のトレーニングの成果を確かめられる
・見て覚えるだけでなく、リスニングやスピーキングも練習できる
英語学習アプリを選ぶ参考にしていただけたら幸いです!