

日本人の英語学習において大きな壁は何か、
単語/文法のマスター・リスニング・流暢にネイティブと対話…
といろいろとあると思います。
ネイティブのように話せるようになるためには、
発音が一番大事なポイントとなります!
もちろん基本的な単語や文法の知識も必要ですが、
ネイティブと日常的な会話をするにあたって
ものすごく専門的・難しい単語を使う必要は正直ありません。
私は大学生の時にアメリカに交換留学生として約1年間留学していました。
留学前の私のTOEICの点数は800点以上超えてはいました、
しかしネイティブとスムーズに会話ができるかというと…
7割は分かるけど込み入った話やジョークなどはあまり理解できていませんでした。
周りが笑っている中自分は理解できず、すごくもどかしかったことを覚えています。
その頃の私の英語力は素晴らしいものではありませんでした…ですが、
ネイティブの人たちからは、「あなたの発音はとても自然ね」「ちゃんと発音の仕方を
知っているね」といつも褒められていました!
私の通っていた英会話教室の先生はとても発音に厳しい方で、
みっちり鍛えて頂けたのでとても感謝です笑
つまり、発音が良ければ100%英語が理解できているわけでなくても、
英会話レベルがグンと上がるわけです。ネイティブに聞き返されることもなくなりますし、
加えてリスニング力も上がります。(自分が発音できない音は聞き取れないものなので)
発音はいわば癖です。癖は意識しないと直りません。
英語には日本語には存在しない音が含まれています。正しい発音の仕方を知らないから、
ネイティブのように話すことができないのです。
始めの頃は一単語一単語、常に意識して発音に気をつけなければいけません。
しかし、繰り返し発音を練習し慣れてくるとだんだん意識しなくても、
自然と綺麗な発音ができるようになっていきます。
前置きが長くなりましたが、正しい発音ができることの重要性を
伝えることができたかと思います。
それでは、下記にて特に意識して欲しいポイント・発音のコツについて説明していきます!
【R】と【L】の発音
【R】は舌を丸める/舌を引いて発音。
この時、舌が口蓋(口の中の天井)につかないようにしましょう。犬がうなり声を出すイメージ。
■ run, roll, world
舌の位置を意識して発音練習してみましょう。
【L】は舌先に少し力を入れ、口蓋に舌先を押しつけて発音。
※日本語のラ行の発音とは少し違います。ラ行の場合は、舌を口蓋につけますが、前歯の後ろあたりで弾くような発音。
■ learn, laugh, lesson




【R】と【L】の発音
【F】は下唇の前方部分を少し噛み、息を出しながら発音。
■ fun, focus, finish
【V】はやや下唇の後方部分を噛みながら発音。Fの発音をするときも噛み具合は少し強めに。
携帯のバイブやハチをイメージしながら「ヴー」と発音しましょう。
■ venus, virtual, voice
【TH】の発音
舌を上の歯の下部分につけ息を出しながら発音。


【W】の発音
日本語の「ウ」を発音する時の口の形にしてから、少し唇を緩めましょう。
■ woman, wood, work
【ae】の発音
日本語の「ア」を発音する時の口の形にしてから、「エ」を発音。
いかがでしょうか。日本語には無い音だとしても、
ポイントさえおさえれば意外と簡単にマスターできます☺︎
自分の好きな洋楽の歌詞を一語ずつ発音できるようにしたり、
好きな洋画や海外ドラマを字幕付きで観てセリフを読み上げてみたり…楽しんで学んでいきましょう!
またTongue twisters(早口言葉)を言えるようにするのも発音を上達させる良い方法です。
(名前通り舌が絡まりそう…)
例えば…
Red lorry, yellow lorry 3回リピート
How much wood would a woodchuck chuck if a woodchuck could chuck wood?
Three thin thieves thought a thousand thoughts. If three thin thieves thought a thousand thoughts how many thoughts did each thief think?
以上のことを意識して試してみてくださいね、それではまた!