

■はじめに
「やっぱり英語出来るようになりたいな…」
大人になってからそう感じることありませんか?
日本では、中学・高校と少なくとも6年間、英語を学びます。新たな教育改革が行われ、小学校での英語時間も増えてきました。しかしながら、「学校の授業だけで英語は完璧!」と言える方は多くないんじゃないでしょうか。
とは言え、何から始めたらいいの…??
やる気はあるのに、やり方がわからず挫折してしまうのはもったいない!
そこでこのブログでは、授業以外での「英語勉強法」のアイデアをシリーズ形式でいくつかご紹介しています。自分でプラスアルファの勉強したいという学生さんや、改めて学び直したいという大人のみなさんの参考になれば幸いです!自分のスタイルに合ったものを探してみてください^^
第5弾は「洋楽活用 編」
洋楽を活用して英語練習する方法をまとめてみました!
■洋楽活用のメリット
まず洋楽を聞くことは、そのままリスニングのトレーニングになります。
市販の教材よりお気に入りの曲の方が、勉強のモチベーションも上がるのではないでしょうか。
さらに、音楽に合わせて英語の歌詞を口ずさむことで、発音のトレーニングとしても活用できます。
通常の会話文で練習すると、どうしても、しっかり読むことや一字一句間違わずに発音することに意識が向いてしまうもの。
しかし洋楽を活用することで、より自然に
・英語独特のリズム
・リエゾン(2つ以上の単語が連結して変化した発音)
・単語自体のナチュラルな発音
などを音楽にのせて練習することが出来ます。
■洋楽の選曲・おすすめ
選曲は、以下のポイントもおさえられるとより効果が高まります。
- 英語の発音が聞き取りやすい
- 日常生活で使えるフレーズが入っている
YouTubeなどから自分のお気に入りのものを探してみてください。せっかく練習するので、気分が上がるものでチャレンジしてみると良いのではないでしょうか^^
ただ、初めてすぎてどう手を付けていいのか分からない…という方は、以下にいくつかおすすめを紹介するので、最初のステップとして活用してみてください!
▷Let It Go(Idina Mezel)


言わずと知れたディズニー映画『アナと雪の女王(Frozon)』の一曲です。
ディズニー映画は子どもから大人まで楽しめるように作られていることもあり、「Let It Go」に限らず、映画に登場する曲は英語の練習にぴったりなものが多くみられます。
シンドバッドの「Compass of Your Heart」や
アラジンの「A Whole New World」もおすすめです。
▷Fight Song(Rachel Platten)


2015年2月にリリースされ、アメリカだけでなく、イギリス、カナダ、オーストラリアでも人気が高い一曲です。名前の通り、シンガーである Rachel にとっても闘いの歌で、自身の苦しい経験を通じて生まれたもの。自らを鼓舞し、前に進もうとするパワーが詰まった、エネルギッシュな曲です。
▷Top Of The World(The Carpenters)


1972年に発表されたカーペンターズの名曲。イントロやサビを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。弾むような楽しいリズムと、穏やかテンポ感は、初めての洋楽練習にももってこいです。
▷What Makes You Beautiful(One Direction)


イギリスおよびアイルランド出身のボーイズ・バンド、One Directionのファーストアルバムに収録された1曲です。2011年9月にリリースされてから世界中で大ヒット。これまでの曲よりアップテンポで、独特のリズムや繰り返しがあるので少しレベルアップ感があるかもしれませんが、“歌えるようになりたい”というモチベーションアップに使ってみるのも良いかもしれません^^
■洋楽活用方法
- 何も見ずに聴く
- 聞こえたまま口ずさんでみる
- 歌詞や意味(和訳)をリンクさせながら歌ってみる
<1)何も見ずに聴く>
まずは、曲だけを聴いてみます。
歌詞や和訳を見たくなりますが、そうすると単語や意味ばかりに意識が向いてしまいます。何も見ずに挑戦することで、リスニングのトレーニング効果も上がります。
<2)聞こえたまま口ずさんでみる>
まだ何も見ないまま、聞こえた通りの音を口ずさんでみます。
文章にならなくても、音楽に収まらなくても、気にせずに。
「聞こえたまま発音すること」が、自然な英語のリズムや発音のトレーニングになっています。
ここで最初から歌詞を見てしまうと、単語を読みにいってしまい、せっかくの歌詞なのに流れるようなリズムに乗りきれなくなってしまうことが、、、
ぜひ何も見ずに挑戦してみてください^^
<3)歌詞や意味(和訳)をリンクさせながら歌ってみる>
ある程度口ずさめる感覚になったら、歌詞や意味をチェックしてみます。
「(曲名) 歌詞」 「(曲名) lyrics」
と検索すると、たくさん出てきます。
歌詞付きの動画などもたくさんありますね。
口ずさめるようになっている音が、
実はこんな単語たちの組み合わせだったの!?
という発見があるかもしれません。
音楽の流れで、リエゾンで音が飛んだりくっついたりして、など、普段通り文章として読むと想像できない発音になっているかもしれません。
そのギャップも体感できると面白いと思います^^
■おわりに
いかがだったでしょうか。
洋楽で口を英語の発音に慣れさせることができたら、日常会話に挑戦するときも良い意味で発音時の力が抜けたり、英語特有のリズムに乗せる感覚が掴めてくるかもしれません。
「勉強したい!」そう思った時が、きっと1番モチベーションと吸収率が高いタイミング。楽しみながら学べる方法を一緒に探していけたら幸いです!