日本国内の大学に進学し、そこから交換留学をする以外にも、直接海外の大学に留学するという流れが少しずつ増えてきているようです。


卒業生の約1割が海外大学を合格するという渋谷教育学園幕張中学校・高等学校を筆頭に、有名進学校から海外大学を受験することは珍しくなってきました。


開成高校からU.C.L.A、武蔵高校からブラウン大学などのアメリカの大学への進学や、国際基督教大学高等学校からオーストラリアにあるThe University of Sydneyへ、順天高等学校から台湾にある淡江大学などに進学する学生もいるようです。
教育開発出版(株)と旺文社が共同で実施したアンケート結果に日本の高校からの海外大学進学状況がまとめられています。


<旺文社中学受験高校受験パスナビより>
海外の医学部を目指すルート
医学部を目指すために、留学をする学生も増えてきているようです。ハンガリーやチェコ、ポーランドなどでライセンスを取得し、世界で活躍する道を選択したり、日本に戻り国家試験を受けることを選ぶ人もいるようです。テスト偏重で学費の高い日本の医学部とは様子が異なるようです。
ハンガリーなどの東欧は学費、生活費が安く、日本の私立大学に通うのと同じぐらいの金額で勉強ができるようです。日本ではテストが重視される一方で、東欧では入学後のカリキュラムをやり抜く力が重要視されているようで、ストレート卒業できる学生はそう多くないようだ。
様々な留学斡旋機関が海外医学留学もサポートしています。
このようなほんも出されています。


日本の大学を退学し海外へ
2019年8月のダイヤモンド・セレクトによると、東大が併願校になるケースもあるようです。アメリカの大学の新学期は9月から始まり、合格者は5月から6月にかけて発表されます。そのため、日本の大学に4月から入学し、合格発表を待地、合格していた場合は夏前に退学、渡米という流れになるようです。(President Onlineより)
海外の大学に進学する理由は様々でしょうが、日本の大学だけでなく海外の大学をオプションのと一つとして考えられる時代になってきました。 一番ハードルとなるのは費用の面だと思いますが、日本国内にも多くの奨学金が用意されています。また、大学から奨学金を貰えることもあります。様々な方法を検討し、海外の大学を真剣に検討して見るのもありではないでしょうか。