小学生が英語を学習する際に最も重要なことは!?

2020年度からスタートする小学3年生からの英語学習。早期教育において最も重要なことを考えてみました。
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2020年度から、小学校での英語学習が3年生からいよいよスタートすることになります。今までは小学校5年生から始まっていたことを考えると、かなり前倒しに英語教育が開始されることに驚きを持っている方も多いと思います。

英語学習を早期に始めるメリットとして、以前臨界期説を紹介しましたが、他にも言われているメリットに、

「苦手意識を軽減できる可能性」があります。

少し昔の統計になりますが、2014年に実施した文科省の、英語教育実施状況調査によると、「あなたは、英語が好きですか」という問いに、

「好き」・「どちらかといえば好き」と答えたのは小学校5,6年生では70.9%

中学1年生では61.6%、中学2年生は50.3%でした。

<文科省:平成26年度 英語教育実施状況調査 生徒の英語力の状況>

5.6年生でおよそ30%が「どちらともいえない」・「どちらかといえばきらい」・「きらい」と答えているのも驚きですが、中学2年生の時点で既に半分の生徒しか「好き」・「どちらかといえば好き」と答えていないことは、その先に続く英語学習を考えると厳しい現実なのではないでしょうか。

英語嫌いや英語への苦手意識を強く持つ前に、英語への抵抗が少ない年齢で、「英語に触れていく」ことが、重要なのではないかと言われています。

4年生ごろから、「自我が芽生え、先生が発する英語を単にリピートすることに抵抗を感じる子が出てくる」ため、4年生以前に英語に親しみ、英語への興味や関心を促すことが「英語を使おうという意欲」を培うには重要だと、上智大学の藤田教授は言っています(President Online, 2014)。

英語学習には多くの時間と労力を必要とします。覚えた知識をすぐに使えるようになる訳でもなく、スポーツを習得するように繰り返しが必要となります。

その際に、反復練習する気持ちになれるかは非常に重要です。コミュニケーション能力を高めるために、学んだ知識を実際にアウトプットするには勇気が必要です。その勇気を後押しするのは「英語を使いたい」という意欲でしょう。

その意欲を高めるために、3・4年生では読み書きの学習ではなく英語に親しむ活動型の授業が中心になります。英語を楽しむことで、英語を好きになり、英語を使いたいという意欲を養う狙いがあります。

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そして、5・6年生では一人での学習が可能になるため、本を読んだり、読み書きをする学習が入ってきます。そして、中学生への授業に繋がっていくという流れが意図されています。

英語の意欲を持たせることは、最も重要でありながら、最も難しいと日々感じています。「好きこそものの上手なれ」です。英語を好きになれるか。

先生や保護者が英語をどのように伝え、教えていくかも重要になりそうです。

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